いろんな意味で怖い(酷い?)デリーの遊園地
どーもだっちーです!
デリーはほとんど観光せずにいた僕が唯一行った場所がこの遊園地。
なぜそこに行くことにしたかというと超速く回転する観覧車があるって聞いたから!
デリーの前の滞在地バラナシでやられた究極の下痢(原因はこちら)によりどこにも行く気が起きなかったけれども、そんなもの見せられたら好奇心旺盛のぼくちんは行くっきゃないと同じ宿の人と共に5人でその遊園地へ向かった。
ニューデリーからオールドデリーの赤い城と呼ばれる場所の近くまで地下鉄に乗ってそこから10分ほど歩いた場所にその遊園地はある。
遊園地と言えるほど大きくはなく小規模テーマパークといった感じ。
入り口には持ち物検査(何に反応するのかはわからん)のゲートと警備員。さすがデリー!
ジェットコースターのような広い敷地を要するアトラクションはなく、全体的にグルグル回る系(スリルよりも気持ち悪くなるやつ)が多い印象。
その中で一番大きく目立っていたものがこちらの観覧車。
写真ではわかりにくいかもだけどとにかく回転が速い。遠心力の感じで斜めになってるのわかるかな?
これを乗りにきたんだから乗るしかねぇなと意気込んで60ルピー(約90円)を払って10人もいない列に並ぶ。
システムが全くわからなかったが、前の人たちを見るとどうやら順番に乗っていって全員乗ってから何回転かするようだ。
まぁ途中乗車とか途中下車とかできるスピードじゃないから当たり前か。
順番が来て乗り込んでみると最初に驚くのは扉みたいなのがないこと。
落ちようと思えばいつでも落ちれる。
安全バーは自分の手と手すりってわけだ。
荷物を預ける場所もなく、携帯を終えと言われることもなく全部自己責任。
みんなを乗せるために、少し上昇しては止まり少し上昇しては止まるを繰り返す。
並んでいる側と反対側の下にはスタッフが二人いた。
一人はレバーを調節して速さを変える人だ。(もう一人は何やってたかしらん)
いよいよ回転開始!
遠心力の方向が10秒おきくらいに一周回る。
景色は綺麗だな〜などと言いながら写真撮ったり動画撮ったり。
でも徐々に気持ち悪さを感じてくる。
ふとレバーを調節するスタッフをみるとみんながワーワーいってるのをニヤニヤ見ている。
あーこいつはうざいけど憎めないやつだな〜と感じつつ涼しいな〜!と強がりを叫んだりした。
前述のガンジス川の件もあってかだんだん気分が悪くなっていき早く終われ〜と思っていた。
いつ終わるんだろうかと叫ぶこともなくなってきて静かにするようにした。気持ち悪いから。
それにしても終わらない。
下を見るとずっとニヤニヤしてる。
目がたまに合うので届くくらいの声で”STOP!”って言ったけどニヤケじゃなくて笑い出してやがる。
かなり本気で吐き気もしてきたのでガチな目でガチな顔で”まじでSTOP!!!”って日本語も出てきたのにあいつは止めるどころか回転を速めているような気もする。
2,3分前に憎めないとか言ってた自分を殴りたくなった。
やがてとまった頃にはまじで吐きそうになってて芝生に頭を擦り付けてましたとさ。。。
観覧車動画はこちらのインスタ(https://www.instagram.com/p/B6TmTKJFy6v/?utm_source=ig_web_copy_link)の4~6枚目にあります!
少し落ち着いてきて他にどんなものがあるのか散策。
気分が悪い中でもお化け屋敷があるならばいかなければならないなということでいってみることに。
一人150ルピー?(記憶が曖昧だから金額は違うかも)で3人で入ろうとして450ルピーだったので500ルピーを払ってお釣りを求めた。
しかしそのチケット販売員はお釣りがないと言う。
仕方がないので細かいのを探すからさっきの返してと言うと100ルピーを5枚ペラッペラっと数えて渡してきた。
だが、、、こっちの手元に残ったのは数えてみると300ルピー。
一瞬”あ、トルコアイス的なジョーク?”と思ったがずっと”いや、返したでしょ”と言ってくる。
その態度があまりにも腹立ったのでこっちも怒り口調で返せって言ってようやく取り返した。
接客がどうとかそう言う話じゃなくて、巧妙なマジック詐欺だった。
3枚を5枚のように数得るのが完璧だったことは褒めるに値するけど、そのあとも全く謝ろうとせず他の客の相手をしていることからもう全くお化け屋敷に行く気なんて無くなって行くのをやめた。
この一旦返してきた300ルピーをそのまま財布にしまっていたら取り返すことは不可能だっただろう。
こういうことをする人がいるからデリーの評判、インドの評判は騙す人が多いって広まってしまうんだなって思う。
自分から見たらその人はデリーで出会った数少ないインド人として認識し、評価はどうしても低くなってしまう。
いい人もたくさんいるのに。
しかしこれは自分が日本にいる時にも当てはまる。
自分が日本にいて外国人に接する時、自分は相手にとって数少ない日本人なのだ。
その人にとっての日本人像というのが変わってしまうこともある。
いつか学校の先生に、”一人一人がこの学校の代表なんだから”と言われたことを思い出す。
その時は一人一人を見ず決めつけるのって偏見じゃねとか思ってたけど、実際認識してしまうのだから自分はそのようなイメージをつけてしまわないように気を付けようと思う。
外に出てみると色々学べるもんだね👍
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